【書籍】申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

アメリカの大手コンサルティングファーム「ボストンコンサルティンググループ」などで経営コンサルタントを経験した著者の経験を元にした本。

タイトルが衝撃的な内容だったのでとりあえず読んでみることにしましたが、コンテンツも刺激的な内容で

「戦略計画」は何の役にも立たない
「最適化プロセス」は机上の空論
「数値目標」が組織を振り回す
「業績管理システム」で士気はガタ落ち
「マネジメントモデル」なんていらない
「人材開発プログラム」には絶対参加するな

など、経営コンサルタントの仕事を全否定するようなものが書かれていました。

同じような内容が繰り返し書かれているので、分厚さとコンテンツの多さの割には読むべき内容は少なかったように感じますが、言いたいことはだいたい共感出来ます。

会社としての明確な経営戦略やビジネスモデルが無い会社に経営コンサルを入れて、膨大な費用を支出してシステムやソフト、人材教育システムなどを入れて、なされるがままで成果が出ない会社の事例がたくさん載っていますが、大事なのは経営コンサルを入れること自体が良い・悪いではなく会社としてのビジョンや、社員のコミュニケーション・モチベーションの向上がまずあって、それがなければ経営コンサルが入ろうと入るまいと成果は上がらないということです。

一方、経営コンサルの先進国であるアメリカの大手コンサルティングファームでさえ、経営コンサルの多くは、経営・営業・販促の基本が分かっていないコンサルタントが多くいるということです。

これはコンサルタントを依頼する側としても我々コンサルタントの立場としても気をつけなければいけないことだと思います。

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