「不満を言うのがカッコイイ」風潮はどうやって改善するべきか?

社員を雇っていると、いずれ会社の文句・不満を言い出す社員が多かれ少なかれ出てきます。

社長に直接言ってくれるならまだいいのですが、多くは本人には直接言わず、他の社員に漏らすから困ったものです。
話を聞いていると
・待遇・体制の改善
・言うことでストレス発散
の二つが理由のことが多いと思われがちですが、私が見ている中では、その多くは「単に不満を漏らしたいだけ」というのが一番に来ていて、結果として「誰かが動いてくれて待遇が変わったらいいな」「言ったらスッキリした
」というのが後からついてくるというのが実際です。
つまりそういう不満を漏らしている社員の多くが、その不満自体を本気で直そうとは考えていません。
だから、こういう社員がいたとしても私だったら「何もしない」ことにします。
不満を聞いてあげて改善することはその人達にとっては二の次で、その不満の改善は愚痴の撲滅には繋がらないからです。
その代わりに社員と定期的に最低でも1〜3ヶ月に1回は個別のミーティングを設けます。
そこで本当に改善してほしいことがあれば聞きます。
その時、重要なのは、ただ「何か不都合・不満はないか?」と聞くと何も言わないか、愚痴が始まるかなので、1つだけ条件をつけます。
「ここでは会社にこうしてほしいという要望と、それによって君が会社をどうより良くしてくれるかの両方を教えてほしい。その二つを踏まえて、必要なものはすぐにでも改善する」と。
つまり、本気で改善が必要なものを拾い上げるのです。
そさて、他の社員・取引先・顧客等を害さない範囲の要望は極力聞き、社員の意見を取り入れる社風は残しながらも、ただの愚痴聞きにならないようにします。
こうすることで、「改善が必要なことは社長に言えば改善してくれる。」と思わせ、社長に直接言わない・言えない不満は「ただの愚痴」として聞き流せるようになります。
少し時間は掛かりますが、定着してくれば今までの「不満を漏らすのがカッコイイ」という社風が自然と変わってきます。
不満を言う社員は辞めさせるのも一つですが、せっかくお互いに期待して雇ったご縁なので、それを上手くいかせるようにしてみてはどうでしょう?
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