自分でできない→自分でやれる→他人にさせる

多くの会社は設立当初は少人数で、多くは家族経営なので、全てのことを自分達でしなければいけません。

経営・営業・経理・総務・人事・雑用…
これらのことを最初から出来る社長も多くないため手探りで行うことになります。
時には他の取引先に外注しながら、ということも多いでしょう。
それが次第に仕事の流れが分かり、業務に慣れ、人も増え、次第に自分達である程度のことは出来るようになります。
そうなると、多くの場合は今まで外注していたことを自社で行えるようになります。
ここまで来ると企業の基盤としては堅固なものになります。
しかし、大企業は全てこの状態かと言うと実は違って、あるラインを超えた辺りから、またそれを外注するようになります。
理由は「固定費の削減」「コストカット」という費用面と、「効率化」です。
アウトソーシング系のサービスが充実している今日では、自社の社員でまかなうよりも遥かに安く、質の良いサービスを受けることが出来ます。
その善し悪しは会社の体質や方針にもよりますので、一概にどちらが良いとは言いませんが、拡大志向の中では行き着く一つの答えに「外部で安くできることは自社の社員にやらせない」というやり方があります。
だからこそ、創業当時に自分達でできないことを「出来る」にすることは必ずしも必要なことばかりではありません。
将来的に自社の社員でやること、やらないことを考えた時に、将来的にはやらない予定のことは早い段階からコストを掛けてでも切り離した方が目指すゴールに近づくこともできます。
だからこそ、まずは目指すゴールをきちんと決めることが重要と言えるでしょう。
考えるべきは売上や事業展開だけではないのが経営の難しさですが、多くの経営者がこの社内体制について考えることが苦手なことを考えれば、それをできるようになることで、一歩抜きん出ることにも繋がります。
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