〜安心して迎えるために、今できること〜
こんにちは、税理士の岡田裕子です。
先日、「相続セミナーと個別相談会」を開催しました。
「まだ先の話」「なんだか難しそう」と感じる方が多いテーマですが、
今回はできるだけ専門用語を使わず、事例を交えながら、
相続を“自分ごと”として、やさしく考えていただけるような時間を目指しました。
相続税の仕組みを、事例でわかりやすく
セミナーでは、相続税の基本的な仕組みを、
「実際にどんな財産が対象になるのか」「どうやって計算されるのか」など、
ご家庭にありそうなケースを題材に、ひとつひとつ丁寧にご紹介しました。
参加された方のなかには、「聞いたことはあるけど、ちゃんと知ったのは初めて」という声もあり、
初めての方にも安心して聞いていただけたのではないかと思います。
生前にできること、知っておくだけでも安心に
後半では、生前にできることとして、
① 財産を“見える化”する
② 相続税がどのくらいかかるか試算してみる
③ 遺言書を残しておく
この3つをご紹介しました。
参加者の方からは「遺言書って難しそうだけど、書いておいた方がいい理由がわかりました」
「保険や不動産のことも考えて、整理しておきたいと思います」など、前向きなお声も。
相談会では、身近なお悩みがたくさん
セミナー後の相談会では、
「うちの家族の場合、どうすればいいのか」
「遺言書を書くときに気をつけることは?」
といったご相談も寄せられました。
「相続」と聞くと難しく感じますが、
本当はとても人と人とのつながりに寄り添うものなんだと、私自身も改めて感じました。
おわりに
相続は、ご家族や大切な人への思いやりのバトンでもあります。
“まだ元気だからこそできる準備”をしておくことで、
いざというときの不安が少し和らぎ、安心して次の世代につなげていけるのではないでしょうか。
みらい会計では、今後もこうしたセミナーや相談会を通じて、
「家族の想いをつなぐ相続」のお手伝いをしてまいります。
ご希望があれば、地域団体さま・企業さま向けの出張セミナーも承っております。お気軽にお問い合わせくださいね。

